鍼灸の保険利用(訪問含む)│自己負担額・料金相場をわかりやすく解説!

色々な病気の方の中には、鍼灸の効果がある人も少なくないと思います。ただ、鍼灸はお高いところも多く、金銭的に継続が難しいこともありますよね。
でも条件があえば、鍼灸にも健康保険が適応されることがあります。
この記事では、保険適応の鍼灸の自己負担額についてお話したいと思います。
(本記事は、2024年10月に作成しています)

目次

鍼灸の保険利用の条件・申請の流れ

鍼灸を保険利用で受けるための手順・申請、必要な書類などは、以下の記事を参考にしてください!

保険適応鍼灸の料金(全国一律!)

鍼灸を受ける場合には、自費診療(全額自己負担)と保険診療(人によって3割負担など)の2種類があります。

自費診療で鍼灸を受ける場合は、料金が鍼灸院により大きくことなります。
しかし、保険適応で鍼灸を受ける場合には、あはき療養費というもので料金が全国一律に規定されています。

この全国統一の料金は、定期的に更新されるため、この記事では令和6年度(案)をもとに金額をご紹介します。

自己負担額の目安(訪問鍼灸も含む)【保険適応時】

上記の表から、自己負担額の例を提示すると以下の様な料金になります!!

自己負担額の目安(鍼だけ、訪問ではない、3割負担の場合)

初診は自己負担が1,242円、
2回目以降は657円の計算になります!

例① 詳細:鍼灸院で鍼のみを受ける場合…
  • 【初回のみ】所見料①1術 1,950円
  • 通所の①1術 1,610円
  • 電気温灸器も使用 100円
  • 施術報告書交付料 480円

合計【初回のみ】4,140円(3割負担の場合1,242円
合計【二回目~】2,190円(3割負担の場合657円

自己負担額の目安(鍼とお灸、訪問、3割負担の場合)

初診は自己負担が2,064円、
2回目以降は1,395円の計算になります!
私もこの条件で施術を受けていて、ほぼこの値段でした!

例② 訪問で鍼と灸を受ける場合…
  • 【初回のみ】所見料②2術 2,230円
  • 訪問施術料1②2術  4,070円
  • 電気温灸器も使用 100円
  • 施術報告書交付料 480円

合計【初回のみ】6,880円(3割負担の場合2,064円
合計【二回目~】4,650円(3割負担の場合1,395円

上記はあくまで例になります!
色々な条件で異なりますので、鍼灸師さんにご確認ください

注意点

私の一人目の鍼灸師さんもそうでしたが、
たまに、実際とは異なる内容で料金を加算している鍼灸師さんもいらっしゃいます。
例①:鍼だけなのに、灸もやったことにして2術になっている。
例②:電気針、電気温灸器などは使っていないのに加算されている。

そのため、料金明細はきちんと確認したほうが良いと思います。

私は、コロナ後遺症で保険適応で訪問で施術してくれる鍼灸師さんを見つけることが大変だったので、実際とは異なる料金でしたが気が付かないふりをしてしまいました…
本当はきちんと指摘すべきだと思うのですが…

よくある質問(FAQ)

鍼灸で保険が使える条件は?
医師の同意書はいくらくらい?

医師の同意書は1,000円(自己負担3割なら300円)だったと思います(確認中)。
冒頭でもご紹介しましたが、条件等は下の記事で詳しく説明しているので、そちらをご参照ください!

保険団体から事実確認など照会の連絡がくるの?

照会がある可能性はあるようです。そのため、書類のコピーをとっておくことをお勧めします。
私は、鍼灸師さんから「国保から事実確認の照会の電話がくる可能性がまれにある」と聞いていましたが、そのような照会はありませんでした。

自費診療(実費)の鍼灸とどう違うの?

まず、保険適応の鍼灸では、施術を受けられる鍼灸院が大きく制限されます。
また、治療院によるとは思いますが、一般的に、保険鍼灸の場合の方が、料金が安く、施術時間・施術量(鍼の本数等)が少なくなる傾向があるそうです。

本件については、また別途体験ベースの記事を上げたいと思いますので、少しお待ち頂けますと幸いです。

最後に

以下、日本柔整鍼灸協会さんのHPにも詳しい説明・資料がのっているので、
より詳細に興味がある方は覗いてみてください!

いかがだったでしょうか?
保険適応ですと、
鍼灸院でうける場合は2回目以降は1,000円以内!
訪問でも1500円以内で受けられることは本当に有難いですよね。

保険適応の鍼灸も、
一つの方法として検討してみても良いかもしれません。

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