コロナ後遺症外来(大阪)の治療経過|体調変化・効果・感想|【第一弾】1~7ヶ月目

こんにちは!
今日は、よくDMでもご質問を頂く、私の大阪のコロナ後遺症外来の治療の経過をまとめてみました。

まずは、第一弾として1ヵ月目から7ヵ月目の体調変化・効果・感想についてです。

この時期は、Xで経過をまめに記録していたので、まずはそのX記事を紹介させてください!
(いつか余裕ができたら、丁寧に書き直したい…)

目次

説明📝

  • 私が大阪のコロナ後遺症外来に通い始めてからの体調変化の記録です!
  • まずは第一弾として、1ヵ月目~7ヵ月目の体調の変化をご紹介します。
  • 私の場合は、顕著な効果はありませんでした
    良くならない事例として読んでいただけたらと思います。
  • でも、通って良かったとは心から思っています。
  • なるべく早くたくさんの情報を皆さんにお届けするために、
    このblogではXの該当記事を使用することで私の体力を省エネさせて頂いています。
  • まだ読んでいただけていない方は、事前に以下の【注意点とお願い】をご一読頂きますようお願いいたします。
\まずはこちらの注意点をお読みください/

治療前の症状(ざっくりと)

私の治療開始前の主な症状は、以下の通りでした👇

  • 起立不耐・労作不耐が強い
    (立位は数分、上体45度で足を上げた状態も15分で限界)
  • PEMしやすい
    (都内の通院でも1週間ほど寝込む)
  • 脳疲労・頭のオーバーヒート感
    (スマホ・PCで悪化)
  • そのほか、倦怠感・頭痛・光音過敏など軽度

そのため、「PEMしやすさの軽減」「起立不耐の軽減」「脳疲労の改善」「ADLの拡大」を期待して、
大阪の後遺症外来の治療を受けることにしました。

1ヶ月目

後からわかりましたが、この低血圧・脳貧血様の立ち眩みなどの起立不耐の悪化は、サインバルタの副作用だったようです。

2ヶ月目

3ヶ月目

今思うと、この頃から少し気持ちが空回りして、「調子が良い!!」と思い込んで無理しがちで、身体に負荷がかかりはじめていたと思います。

4ヶ月目

この頃は、医師から「できるだけ外を歩くように」と言われていました。
また、私自身、「この薬で劇的に良くなった人が多いから、自分にも効いてほしい!」という思いが強すぎて、実際に良くなっていた以上に「薬が効いて良くなってきている!」と思いこみ、歩行など無理をしすぎていた気がします(毎回100歩歩行の前後で30分ずつは横になって休憩が必要だったのに、できていると思い込んでいた)。

5ヶ月目

この頃は、サインバルタ増量で体調が悪化したと思っていました。
しかし、振り返ってみると、薬の影響に加えて、4ヵ月目に歩行しすぎでクラッシュ気味だったのだと思います。

6ヶ月目

7ヶ月目

1~7か月目までの治療の総括(効果と感想)

私の「体を起こしていられる」という表現は、椅子に座る・自力で座ることではなく、
病院のベッドのギャッジアップのように、「横になった状態で上半身だけ30-60度寄りかかって起こしていられる状態」を指しています!

その後…

7ヶ月目の時点では、
主治医から「きいさんの起立不耐には、これ以上増薬しても効果はないと思う」と言われました。
そのため、ここがこの治療の頭打ちだと思い、上のXの通り、この後減薬をはじめました。

しかし、この後予想外に、また増薬をしたり、治療は継続することになりました。

この続き・どういう流れで増薬することになったのかは、
また次の記事【第二弾】でお伝えさせて頂きます。

最後に

改めて振り返ると、もう2年も経っている事に驚きます。

この頃と今を比較すると、脳疲労・過敏系は確実に良くなっています。
一方、体(ADL)は、横ばいもしくは悪化しているようにも感じます。


大阪の後遺症外来に行った直後の自分を振り返ると、
「この薬で劇的に良くなった人が多いから、自分にも効いてほしい!」という思いが強すぎて、実際に良くなっていた以上に「薬が効いて良くなってきている!」と思いこみ、気づかず無理をしすぎていたと反省します。

結果、4ヵ月目には一日1000歩以上歩いていましたが、5ヵ月目以降は体調が悪化してしまいました。その後2年経ちますが、その後これほど歩けたことは一度もありません…


私は、「気の持ちようで薬の効果も増強するし、プラセボでも体調が良くなればOK!」という気持ちで、薬を飲むときには良くなった面に焦点をあてる意識をしています。それも悪いことではないと思っていますが、この期間はそれが空回りして、悪影響になっていたと思います。

前向きな気持ちで薬を飲むことは大切ですが、
それ以上に、まずは自分の身体の声をしっかり聴くことが大切だと勉強したエピソードでした


皆さんは、ご無理しすぎず、心拍や呼吸数などにも目を向けて、身体の声をよく聞いて、少しずつ活動量を増やしてみてくださいね!


そして、薬が効く・効かないは本当に個人差があります。
同じ大阪の治療を受けて、劇的に効果がある方の情報を目にすると、焦ってしまうこともあると思います。

もしも効果がまだわからない方は、
以下を意識してみると良いかもしれません。

◇他の方の情報から距離をとり(見ない)自分を守ること
◇焦らず自分のペースを意識すること
◇人とは比べずに自分の過去と比べる意識をすること
◇効果が分かりにくくても、治療に向き合い続けている自分をねぎらってあげること

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きい
看護師&保健師・公衆衛生修士
●2021年夏 デルタ株(+)
●勤務経験:総合病院、行政機関etc
●このblogでは、
私の4年以上LongCovid奮闘記と、
その中から皆さんのお役にも立てそうなトピックをお伝えしています。

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