
コロナ後遺症で、
どんな薬を試してもなかなか変化がなかった私。
そんな中で、初めて「これは少し違うかも」と感じたのが、
MCAS(マスト細胞活性化症候群)の治療で使われるお薬でした。
これは、最初に通った有名なコロナ後遺症外来で処方されたものです。
もちろん、効果の感じ方には個人差がありますが、
主治医と相談しながら“ひとつの可能性”として知っておくと、
選択肢が広がるかもしれません。
※1~3.の内容はchatGPTのみで情報収集をしています。
もし誤りがあれば、修正・削除いたしますので、ご教示頂けますと幸いです。
記事を読む前に(注意点とお願い)
お薬の効果・副作用等には大きな個人差があります。
まずは、こちらの注意点とお願いを読んでいただきますようお願いいたします。


1. マスト細胞活性化症候群(MCAS)とは
MCAS (エムキャス)は、体内のマスト細胞(mast cell:アレルギー反応や免疫反応に関わる細胞)が、
過剰に活性化し、
様々な化学物質(ヒスタミン、トリプターゼ、ロイコトリエンなど)を異常に放出することで、
複数臓器・全身に症状を起こす状態です。
- 皮ふ:かゆみ・じんましん・赤み
- 消化器:お腹の痛み・下痢・吐き気
- 循環器:動悸・息苦しさ・めまい
- 神経・全身:だるさ・頭のもやもや(ブレインフォグ)
MCASの診断はまだ研究の途中で、「これが決定的!」という検査は確立していません。
ただ、「複数の臓器にわたる症状」「マスト細胞が関わる化学物質の増加」などが目安になるそうです。
🔗 参照:「MCASのはなし」 https://wellnesskk.net/blog/mcas/mcas-2/ (2025年2月17日)
(wellnesskk.net)
2. MCASの治療薬とは?
MCASの治療は、「マスト細胞を落ち着かせる」「ヒスタミンなどの働きを抑える」ことを目的に行われます。
症状や体質に合わせて、いくつかの薬を組み合わせて使うことが多いそうです。
- H1 ヒスタミン受容体拮抗薬(例:シチリジン、ロラタジンなど)
- H2 ヒスタミン受容体拮抗薬(例:ファモチジンなど)
- ロイコトリエン受容体拮抗薬(例:モンテルカストなど)、
- マスト細胞安定薬(例:クロモリン、ケトチフェンなど) Dr Sharma Diagnostics+1
- 抗炎症薬/免疫調節薬が併用されることもあり。 PubMed+1
🔗 参照:「肥満細胞症および肥満細胞活性化症候群」 MSDマニュアル日本語版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/15-免疫の病気/アレルギー反応およびその他の過敏性疾患/肥満細胞活性化症候群 など
(msdmanuals.com)
3. コロナ後遺症にMCASの治療薬が効く?
- コロナ後遺症にMCASの関わりがあるかもしれないという研究・報告もあるそうです。
ウェルネスクリニック神楽坂+1
- 特に「ブレインフォグ(思考のもやもや、集中できない感じ)」「疲れやすさ」「動悸・めまい」などが、
MCASの症状と重なることがあります。 POTS and Dysautonomia Japan+1
- そのため、「抗ヒスタミン薬などMCAS向けの薬を試してみることで、後遺症の症状が少しラクになるかもしれない」という可能性が議論されています。 Independent Medical Alliance+1



コロナ後遺症治療で有名な平畑先生も、
MCAS治療薬をコロナ後遺症の患者さんに試していらっしゃいました!
4. 内服・処方の理由
当時、以下の記事が出て、Xでも抗ヒスタミン薬で症状が改善したという体験談が複数流れていました。
そこで、私も試してみたいと思い、当時の主治医に「抗ヒスタミン薬を試すことはどうか?」と尋ねたことがきっかけです。
結果、主治医が「最近MCASの治療薬よく処方しているけど、効く人もいる。試してみる?」と仰ってくださり、MCAS治療薬の内服を試してみる事にしました!
5. 処方内容・量【2022年の経験談】
私は以下の処方で試しました(2022年)。
- レスタミンコーワ錠
(H1 ヒスタミン受容体拮抗薬)
量:10mg3錠(朝昼夕)→4錠(朝昼夕就前)/日
※6錠まで増やせると言われていました
- ファモチジン錠
(H2 ヒスタミン受容体拮抗薬)
量:20mg 2錠/日(朝、夕)
- モンテルカスト錠
(ロイコトリエン受容体拮抗薬)
量:10mg 1錠/日(就前)
6. 私への効果
私にはとても効果がありました!!
後遺症治療を始めて半年以上経ち、
初めてちゃんと効いたと実感できる薬でした。
(当時は今よりも試せる薬が少なかったので…)



私の場合は、以下の症状の改善がありました!
〇頭痛
〇脳疲労
〇ブレインフォグ
〇微熱
〇睡眠障害
当時かなり不眠症状が強かったので、薬の副作用で眠れるようになったことも、改善に寄与していたかもしれません。
※MCAS治療としての3種類の併用が良かったのか、ただレスタミンコーワが効いていただけなのかはわかりません。
7. 私への副作用
私が感じた副作用は、口や目の渇き、便秘でした。
でも、私の場合には効果>>>>副作用で、
副作用としてほとんど気になりませんでした。
Xでは、「眠気が強すぎる」、「だるさがでてしまう」といった副作用で内服を辞めている方もいらっしゃいました。
8. 離脱症状
私は今でも他の種類の抗ヒスタミン薬を飲んでいるので、完全に断薬したことはありません。
しかし、後遺症外来の有名な二人の医師に確認したところ、
「これらの薬は依存性はなく、長期間服用しても問題ない。突然断薬しても良い。離脱症状はない。」
と聞いてはいます。(ご参考に)
最後に



最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
今回は、私には効果があったお薬を紹介しました。
ただし、「確実に効く」と言える十分なデータは、現時点ではまだ集まっていません。
大切なのは、「自分に合う可能性があるか」を(できれば医師と一緒に)検討していくこと。
焦らず、少しずつ、自分の体に合った方法を見つけていけたらと思います。
もし同じようにMCAS治療薬を試された方がいたら、
コメントや体験もぜひ教えてください!
経験をご共有頂くことで、
誰かのヒントになるかもしれません🌿

















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