
私のME/CFS専門医の主治医は、
「サプリで飲むなら、処方薬で飲んで欲しい」という方針で、色々なお薬を試しに処方してくれます。
治療法が未確立のME/CFSやコロナ後遺症では、
改善につながるきっかけや治療・薬は本当に人それぞれです。
意外と身近な栄養素やサプリで整えることで、
症状が少し改善することもあるかもしれません。
このページでは、ME/CFSの専門医が処方してくれた薬の中から、市販のサプリでも購入できる薬のリスト、処方理由、私自身が感じた効果・副作用を、できるだけ簡潔に紹介します。
*お薬の反応には個人差があります。
では、まず一緒に見ていきましょう!
記事を読む前に(注意点とお願い)
お薬の効果・副作用等には大きな個人差があります。
まずは、こちらの注意点とお願いを読んでいただきますようお願いいたします。


このリストを共有する理由
ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎)やコロナ後遺症の治療には、まだ確立された方法がありません。
その中で、
「専門医でどんな薬が使われているのか知りたい」
「自分に合う可能性がある治療を探したい」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
ですが実際には、
専門医にすぐにかかれる人はごく一部です。
紹介状が必要だったり、予約まで数か月かかったり、遠方で通院が難しい場合もあります。
私自身も同じように悩み、
試行錯誤しながらここまできました。
この記事では、そうした方々のために、比較的ハードルが低く、
一般の病院でも処方されやすく市販でも購入できる薬をまとめています。
特別な検査や高額な自由診療を前提とせず、
「こういう方法もあるんだ」
と知ってもらえることを目的にしています。
効果の感じ方、副作用、
合う・合わないは人それぞれです。
それでも、同じように悩む方、
「専門医にかかれない」、
「遠方で通院が難しい」といった方でも、
情報が少ない中で次の一歩を考えるヒントになれば──そんな思いでこのリストを公開しています!
薬(成分)リストと処方理由



本当はそれぞれの薬(成分)の病態生理も説明できると良いと思うのですが、そこまでの元気と能力がなくて、すみません。
また、ここで記載する処方理由は、
あくまで私が処方された時の理由です!
他の作用もあると思うのですが、
調べてまとめる元気と能力がなく…
黄色アンダーラインのお薬(成分)は、ミトコンドリアのエネルギ産生(ATP生成)や酸化ストレスを軽減する働きがあるようなので、
後遺症の方に広く効果の可能性があるものだと思います!
それぞれのお薬(成分の)詳細は、
他の情報源で探していただけますと幸いです。
ごめんなさい!
初期の頃から処方されていた薬
- コエンザイムQ10
:ユビデカレノン10mg×2(朝夕)
理由:ミトコンドリアを助ける、頻脈の軽減に
- ビタミンD
:エルデカルシトール0.75㎍×1(朝)
理由:ステロイド内服の開始に合わせて、骨粗鬆症の予防に
起立不耐を軽減させるために試した薬
- Lカルニチン
:レボカルニチン250mg×2(朝夕)
⇒500mg×2(朝夕)
理由:起立不耐に効く可能性あり
- タウリン
:タウリン散98% 1.02g×3(朝昼夕)
理由:起立不耐に効く可能性あり
- アリナミン(ビタミンB1を補う)
:フルスルチアミン錠25mg2錠×2(朝夕)
理由:起立不耐に効く可能性あり
その他
- ビタミンB6
:ピドキサール30mg×2(朝夕)
理由:①セロトニンを増やすため
(私がSSRIを試したいといった妥協策)
②腸の調子を整え、腸脳相関改善のため
(腸の調子が悪くお腹が張ると伝えた後)
- グルタチオン
:タチオン散20% 0.75g×2(朝夕)
理由:抗酸化の可能性(私から希望しました)
【体験談】効果と副作用
効果
他の方のお話しを聞いていても、同じ薬を飲んでも効果の有無は本当に人ぞれぞれです!
私の場合は、明かに調子が良くなったのを感じたのは2つでした。
- Lカルニチン(レボカルニチン)
- アリナミン(フルスルチアミン)
この2種類は、飲み始めてからエネルギー量(HP)が少し上がった感じがありました。
例:食事やシャワー後の疲労感が軽減した、
一度に畳める洗濯物の量が数枚増えた等
他の薬の効果は、うっすらあるような・ないような…という感じでした。
副作用
私の場合は、これらの薬で副作用の症状がでることはありませんでした。
腎機能・肝機能も問題なく経過しています。
減薬も必要なく、離脱症状もありませんでした。
ただ、他院でタウリン9g/日を処方され、
その時には消化器症状(下痢)がありました。
最後に



最後まで読んでくださり、
ありがとうございます!
薬やサプリは魔法ではありません。
でも、小さな変化が積み重なることで、あなたの毎日が少しでも軽くなることを願っています。
治療薬の情報は、人によっては不安や迷いにつながることもあります。
それでも、「自分にも合うかもしれない薬がある」と知ることで、希望につながることもあると思っています。
ご体調が悪い中情報収集を頑張っているあなた!
そんなあなたに、
少しでも有益な情報をお届けできていたら…
このブログが、あなたの”ほんの少しの支え”になれたら嬉しいです。












Comment